2011年5月1日日曜日

ジョークにつけてクレーマー

海外のジョークは大分きつい。
それで面白いならいいけれど面白くないし直球だから困った事になる。
でも海外だけじゃない、
その全てに腹を立てる連中はその上を行く面白くなさ。
落ちは決まって『被害者の感情を逆撫でした』。

最近の海外のジョーク記事はよくわからない。
大体僕らは自分たちの事で精一杯だ。
腹を立てるというか心配になるとしたら、
それを見て不安になる海外に住む日本人がいたらだ。
ただ、海外に住むくらいだから当たり前に寛容しているんじゃないかと思うのだけど。
だから僕らに関しては逆撫でされていない。
それに来てくれた外国人が沢山いるから良いイメージの方が大きい。
そういう報道を見ても「あ、そう」ぐらいなのだ。

それを言っているのはやっぱり日本のテレビなんだけどね。
どっちが逆撫でしてるかまだ良くわかっていないみたいだな。
まぁ居るもんだよ。
クレーマーってやつは。
テレビって言うのはクレーマーがいるからやっていける。
けれど僕らはそれを見て笑ったりする事もある。
だから持ちつ持たれつなんだよね。
そのバランスを取るのがそれぞれの現場にいるあなたや僕らってわけさ。
ただ、それはテレビが多様性のもと面白いってのが前提。
今はセンスはない、バランスも悪い、それで面白くない。
だから頭にくるんだよ。
頭にはくるんだけどこっちはやる事があるから直接行動はできない。
その代わりブログってところで自分達なりの考えを言う。
ところがクレーマーはそんな時こそ本領を発揮するんだよね。
「被害者の気持ちを代弁」ってやつでさ。
でも面白いのはそういうやつの話を聞いていると、
なぜか被害者より被害者らしい言い分なんだよね。
熱くなり過ぎて被害者を演じてやがんの。
最初は「被災者の気持ちになって考えてみてください!」とか言うのが、
だんだん「うちの息子を学校に行かせるのも危険なんです」になって、
そのうち「怖くて野菜も食べられないんですよ!」となり、
最終的には「放射能があるとか地震があるとかじゃなくって」
と"最高の"被害者のできあがりってね。
そういうやつがいるから加害者にも人権あるんですよ。
で、顔を見てみればとんでもないババアって言うね。
野村監督の奥さん?
いやいや、あの人は監督よりも偉大ですよ。
まぁ放射能に関してはわからないし、
偉大すぎて僕なんかは家計できなくても佐々木希みたいのが良いけれど。
バランスを取るのがクレーマーになってしまったらおかしいんだよね。
それは殆どの場合民衆の声にはならないからさ。
尤も今はテレビ自体でバランスを取ろうとして
浮いちゃって、それがバランスだと勘違いしているんだろうけど。
滅茶苦茶だよね。

原子力関連のアメリカ人のジョークって知っているかな?
時期が悪いからここには書かないけれど、
僕はそういうのも寛大に受け入れられる大人になりたいと思っているんです。
いちいち気にしたり腹を立てていたら時間が勿体ない。
笑えるまではいかなくとも、
突っ込めるぐらいに冷静にはなりたいよね。