2011年5月21日土曜日

もしも

先日東京にて初対面の人に福島市の状況と自分の話しをした。
すると「もし大爆発したら?もし将来病気になったら?」と言われたのだ。
ほほぅ...そういう切り返しもあるのかと感心したが、
僕の考えは「どーでもいい」という事だ。
それが当たるかどうか等は結果論でしかない。
例えば「ほらメルトダウンだったでしょ?」と言われても、
真実かどうか等には興味がない。

僕は最悪の状態が起こらないと思うから外に出ているのだろうか?
僕は最悪の状態を想定してやれるうちにと外に出てるのだろうか?
どちらも違う。
外に出たいから出る。
それだけだ。
そういう人は福島市にも沢山いる。
仕事だから行く、飲みたいから行く、遊びたいから行く。
僕らが言っているのはそもそもそういう事だ。
ただし、
それになれてしまうのは危険だという事。
最悪の事態を想定しつつも自分を保てる人間がサバイブできる。
だから僕はいつだって最悪の事態を想定している。
そう、
マグニチュード14の地震がおこるとかね。
笑えるぜ。

僕にとっての最悪の事態は、
何かが起こって選択の余地なしに死んでしまう事だ。
そうじゃない場合なら自分で選択をして生きる。
「だから言ったでしょ」なんて事は言わせない。
死んでなければ、
いくらでも選択肢はある。
ただし、
それは今笑顔で行動できる人に限るけれどね。