ここでシャッターをきるときに
実際の写りを想定はしなかった
ただ頭によぎるイメージそのままになれと思った
その二つが同時になされるのか、またはどちらが勝つかのも
わからないまま
ただ...
想像どおりになって欲しいと
いつもひそかに祈るだけ...
タルコフスキーは映画のラッシュをみて
「この大嘘つきめが!」と言って
カメラを地面に叩きつけたらしいけど
わたしにおいては買い替えたばかりのカメラを
そんなふうにできるわけもなく
しっかり己の非を認め
まだまだ精進しなければと考えた
技術的に思考的にも
いつかカメラをぶん投げることができるようになるまで
精進しなきゃ