この建物の損傷は市内でも目立ちます。
昔この付近には映画館があって、じいちゃんと東京帰りによっていました。
銀座の名画座も福島の映画館も変わりがなかった。
あの頃はもっともっと人がいた
建物は変わっていくだろう。
でも人間が地震の前も後も同じでは。
今日の様な曇り空はいつもの福島と変わりなかった。
中途半端な損傷、中途半端な放射能。
生きてるじゃないか。
生きてるじゃないか。
甚く損傷した建物を見て傷つく心はそんなもんじゃない。
きっと僕はまた何処かへ向かう。
きっとあなたも何処かへ向かう。
でも、思い出は行き場がないんだよ!
何にもしない奴は膝をついて祈っていれば良い。
余震が来る度ぶるぶる震えていれば良い。
でも、お前の思い出は祈っても変わらないからな。
お前が震えても地震の様に人と人をつなげる事なんてできないんだからな。
Wさんより提供