2011年3月31日木曜日

言わなきゃいけない、

最初から土壌の事を言っています。
無知は罪です。いま学ばないと次はありません。
誰かを責めてはいけないと言っています。
怒っても責めても良いのは移動を強いられている人と直接被害にあった人だけです。
それ以外の人が東電や政府を責めているとしたらお門違いです。
廃炉に何十年?いまさら何を。
塩水をいれている時点で廃炉は当前だった。
それが長い時間かかる事なんて歴史を見ればすぐにわかります。
離れているから情報が少ない。離れているから余計に不安。
それはどこに居ても同じです。

ネットやテレビの言う「大丈夫」は、そこでストップしています。
どうして原発で一人も死んでいないのに
農家のおじさんが自殺しなければいけないのでしょうか。
あなたたちが言う最悪の出来事とは、
おじさんの自殺ではないとでも言うんですか?

今も追い込まれている人は沢山います。
僕らは知っています。
災害対策本部で働く人達や、医療に従事する現場の人達を。
家族や友達の原発に向かう友達を。
そして戦争と比べられない程の被害と無念を心に抱きやってくる人達。

テレビやネットを先に信じるのではなく彼らを信じましょう。
それが誰かを救う方法です。
それができれば、ここから悪い方向には向かわないはずです。

一人の不安は皆の不安になります。
一人一人が学ぶ事で、今世界を変えられる。


これは戦争ではないのです。だから敵はいません。
だから、敵をつくりだしてはいけません。

どうか今は一切を責めないで。
責める気持ちがあるならば、それを学ぶ時間に費やして。
将来必ず必要になる経験と知識が今ここで起きているのだから。

画像はThe Economist nov 20th - nov 26th 2010から