「不思議の国のアリス」を
読み手老若ぶち抜くかたちでお書きくださった
われらのルイス・キャロル先生
そのお話のうちのひとつに
「すべてのクレタ人は嘘つきであると一人のクレタ人が云った」
という世界中の託児所泣かせの迷子大量生産みたいなお話と
いきなり肩をならべたような
天地逆さま放置のままの梯子外しのお話が出てきますよね.....
.....そこでは一人の先生が
上の階から生徒に向けて質問発射
それを
下男たちが
各階ごとに
捻じ曲げまくって下に伝えて
やがて生徒が下の庭から答えはしますが
これまた下男たちが
各階ごとに
捻じまげまくって上に伝えます
わっは
言葉のウルトラ精密な
トラブルメーカー
キャロル先生
この種の痒いところから手が延々と
外れつづける捻じれ話は
先生と生徒とのあいだに限らず
いつでも
どこでも
捻じれつづけてゆくお話ですよね?
すると
時には
そうしたことは
人によっては死刑宣告に
言葉Y先生、写真K