飯館村は夏休み期間中に村内の中学生20人をドイツに派遣する
朝日新聞によると派遣先のドイツでは南西部の
環境首都フライブルグの民家に宿泊しながら、
バイオガス発電発熱やグリーンツーリズムなどを視察するようだ
村は「彼らは未来の飯館村を担っていく希望。
自然を生かし、互いを思いやりながら地域作りを進める先進地の
取り組みを学んでもらいたい」とし旅費や滞在費を全額負担する
先々のことを考え実践すればいずれそれらが目前にやってきた時に
余裕をもって柔軟に対応できる
いまの状況はそれを怠ってきたという証であるかもしれない
目先のことや私的なことに視線が固定され見てこなかったことがある
この事態で「子供を守れ」というのは簡単だ
しかし子供には学んでもらわなければならない
そして大切なのは子供が線量計を手にすることでなく
放射線や原子力について学ぶことだ
放射線についての見解や基準値を信じないなかで
線量計を手にすることに意味があるとは思えない
それで安心するわけでもないのだから
安心というのはそこからくるものではなく
わたしたちの子供たちが
明るく豊かな知識と誠実な姿勢と優しく強い眼差しを持ち
暗く寂しいこの世界を照らしてこそ始めてなされる
そして彼らを導くのは
わたしたちの責任であり義務である