2011年6月6日月曜日

ピカソの言葉//Picaso's Words

懐かしい国語の問題を前に立ち止まって考えました
肝心な部分が抜け落ちている
空白にはなにが入るのでしょうか
あまり難しくはありません
おおよそ見当のつく言葉で間違いはないでしょう
しかしながら
答えを導きだすのには残った文字がなければなりません
だから肝心な部分が残っていると考えてみます
つまり肝心なのは「答え」ではなく「問題」なのです
「答え」はひとを怠慢にさせてしまいます
そして現在は「答え」を急かされています
「問題」と自分だけにしてくれて
あとは暫く放っておいてくれるひとはいないのでしょうか
極端なはなし
もう少し放射線と一緒にしておいて欲しい
外野は騒ぎすぎです
むしろ騒ぐのが目的のように思えてきます
こっちを救うどころか迷惑している人もいるのです
安易で即効的な「答え」には乗じずに
じっくり冷静に「問題」と向き合えるひとだけが「見いだせる」のです

「わたしは求めない。見いだすのだ。」
パブロ・ピカソ