1839年にダゲールが実質的な写真の作り方を世間に公表して以来
世の中には沢山の種類のカメラが登場した
その中には拳銃型のカメラもあった
銃身に何枚かの小さな感光板が入っているのである
その使用目的はわからないが
ある時代にカメラは魂を抜くと言われた
銃とカメラ
その精神はある意味相性抜群である
そして
"Happiness is a Warm Gun"
レノン作、ビートルズの名曲であり
歌詞には様々に隠喩された"銃"が出てくる
カメラこそ出てこないが
カメラを使う者は常に何かを犠牲に己の満足を求めているのかもしれない
「撮れば自分の物にできる」...と解釈をすれば
画像の書き込みで熱くなったカメラのボディはまさに
"Warm Gun(撃ったばかりの銃)"
カメラは銃にもなり得る
そういう訳でカメラを銃代わりに
『信夫の三狐』と言われるキツネを狩りに信夫の里へ出かけた
『一盃森の長次郎狐』は既に仕留めてある...
あと二匹
『御山の権坊(ごんぼう)狐』と『石ヶ森の鴨左衛門(かもざえもん)狐』
夜は近い
Do do do do do do oh, yeah
闇にまぎれてカメラを撃つ!