2011年8月4日木曜日

Five months...SOMA 復興へむけて

想像力とは失ってはいけないもののひとつ
しかし日常生活によって削られていくものである「力」を
持続させるのは困難であるし
無理に想像力を働かせようとしても頭の中が混乱する
さらに大抵の場合ちっぽけな幻想だ
「被災地のことを想おう」
否定をするわけではないが
よっぽど豊かな想像力がないかぎり難しいことである
まずはどういった状況なのか知らなかったら
私の場合どう「想って」いいか判らない
そして久しぶりに訪れて感じる
「やっぱり行かなきゃわかんない」
それまでの間、私は想像できただろうか...
潮の香りを掻き消すディーゼル燃料の匂いを
また二ヶ月前には津波により店の中も外もぐちゃぐちゃだった
コンビニが瓦礫の撤去や道路の復旧に尽力するひとたちに
食べ物や飲み物を提供できるまで復旧している姿を
そしてあれ程多くの命を呑み込んだ海を前に
釣りをするおじいちゃんの後姿を
...無理だろう