2011年8月14日日曜日

「ウンコの練習だよ」

私にとっていまでも強烈に頭に残っている言葉である
これは小学生の頃に友人が学校のトイレで放った台詞だ
ご存知の通り学校のトイレでウンコをするということは
とても勇気がいることであり、ややもすれば身の破滅を招く行為である
私が当時トイレの個室に入った友人を面白がって
ドアをノックし「おまえウンコだろ」と問い詰めたときに
彼が大声で「違う。ウンコの練習だよ」と返したのだ
息ができないほど笑った

そんな彼と昔話をしているとお互いが通っていた小学校の話題になった

「最近、小学校の前を通ったら表土除去しててさ」
福島の学校では現在夏休みを利用して汚染された表土の除去をしている
「学校と同じ大きさ位のどでかい土...あれはゴジラのウンコだな」
「なるほどゴジラは放射能の影響で偶然に生まれたモンスターだから
ゴジラの糞尿が放射性物質を含んでいても不思議ではないね」
「笑うところなんだけど」
「おまえの作為的でまわりくどいジョークはちっとも面白くない」
「...ウンコで笑えなくなったら人間おしまいだぞ」
「ウンコそれ自体は面白いものじゃないだろ」
「えっ、ウンコをジッと見てれば笑えてくるだろ」
「ウンコをジッと見てたら気持ち悪くなるよ」

こんな下品な会話を彼の殺風景な部屋でしていた
上の写真は彼の引っ越しの荷物を積んだトラックが去っていく時のもの
「やりたいことがみつかった」そうだ
頑張って欲しい