先日やっと購読していた海外時事誌が届きました。
海外誌を読むにあなた達の置かれている状況はとても辛い心境だと察します。
日本国内の報道よりもっともっと曖昧で大げさで
なのにショッキングな日本で報道されない映像や画像を見ている事でしょう。
僕らは福島市の事しかわかりません。
できれば東京の事も伝えたいのですが、、、
東京で生まれ育った友達もいますが、又聞きになってしまうので
それがどれだけ正確な事なのか判断ができません。
けれどあなた達の役に立ちたいと思う。
出来る事なら、あなたの不安を少しでも取り除いてあげたいと思う。
当初僕らは国内の市内出身者へ向けて発進しました。
そして当初の目的が達成されつつあるのを見て
3月いっぱいで更新を止める計画でいました。
ところがアクセス数が異常に伸びたり、海外のアクセスが増える毎に
僕らの目的やヴィジョンもすこしづつ変わって行きました。
この先どのぐらい続けるかはわかりません。
けれど続ける限り、できるだけ有益な情報(今の所福島市に限っては)を届けられる様にブログデザインや方法を考えていきたいと思います。
一応東京で活動してくれる人も探してはいるので、
上手く行けば東京の情報も載せられるかもしれません。
では、
以下は現在の福島市の状況です。
○市内のライフラインはほぼ復旧したと見ています。
ただ僕らの行動範囲に絞られるのでハッキリとは言えません。
○物流は買い占めや売り切れも特定の物意外はなく
平常通りに戻ってきています。市内のお店も活気が戻ってきています。
○建物の被災状況は場所によりけりですが、
沿岸部をのぞけば壊滅的とはほど遠いです。
ただ土砂崩れ、地滑りで倒壊した家もあるので、壊滅的ではなくともダメージはあります。
○ガソリンは当初懸念していましたが、昨日今日ぐらいで並ばずに入れられる様になってきています。灯油等も同じく。
○放射能について。
福島市内の放射能についてはハッキリ言って今の所安全です。
福島市内には技術者や医療従事者が集まっていて、
彼らが安全だと言っています。
しかも勉強会等も開かれ、誰にでも分かる様に説明してくれるので
うちのばあちゃんでさえかなり正しい知識を持って生活しています。
もしかしてその「安全」が嘘に聞こえるようであれば、
もっと言いますが福島市はとても狭い。
だから人のとなりにいつも人がいる様にそのとなりに生の情報があり、直ぐに現場の情報へと繋がります。
それは生なので、正確だとか間違っているとか、
そういったレベル以前の情報です。
僕らが目や耳で選ぶ事ができる情報なのです。
僕個人の話しをさせてもらえば、
家族、友人、仲間、彼らがまさに現場で働く人間なのです。
専門家、技術者、ブロガー・・・今沢山の情報で世界は溢れかえっています。
けれど彼らが正確でいても、間違っていても、
不安を煽るのが目的であっても、彼らの殆どは当事者ではありません。
だから信じるなと言うよりは相手にしないで欲しい。
彼らは「不安」を取り除くか「批判」対象を探すだけで、
結局の所問題の解決には結びつきません。
それを求める人間も本質的には問題を考えるという事をしていません。
だから海外で国際問題の様に扱われているのに、
どうも違和感のある溝というのが生まれてしまいます。
我々日本人はそういう所がとても弱い。
戦後の復興からあぐらをかいていたのは認めます。
しかしだからこそ気付いて、
混乱しながらも立ち向かっていこうとしているのです。
海外では日本が終わる様な報道をしていますが、
僕が見た東京も多少の混乱はあっても無事だし、
もしかしてマスクをかけている人間を「放射能」に結びつけている様な報道が海外であれば、それは間違いなく花粉症だし、日本人が何かに付けてマスクをつけたり、傘を集団で広げるのはいつもの事じゃないですか。
因に福島市民でさえマスクは殆どしていません。
うちのばあちゃんは「原発飽きたー」と言っています。
それは惚けているからでも、目を背けたいからでもありません。
正しい知識を持っているからです!
そういった行動が必要なのは特定の圏内です。
更に言えば、何処の誰が放射能散布やホットスポットの事を考えないで、
福島市に災害対策本部を作るのですか?
更に更に、日本の技術者や東電がまるで駄目な様な報道も海外や日本ではあるけれど、僕が直接聞くには、とにかく真摯で力強く、彼らを見たら応援したくなるぐらい頼もしい人達です。
もちろん中にはとんでもないやつがいるかもしれない。
けれど彼らの目的は一つ。
日本を救う事。
こんな事態に駄目駄目な技術者や科学者を現場へ向かわせて大損するのが何処の国か、それだって情報を時系列にまとめればすぐわかります。
僕たち福島市民はここで暮らしていて、地を踏み、空を見れる。
現場の人間じゃない市民も当事者として一日一日未来を作っているのです。
その一日は、一日を作れない人達がいち早く一日を作れる様にする為でもあります。
そして福島市が大丈夫なら、東京はもっと大丈夫。
東京が大丈夫なら、日本はもっともっと大丈夫。
ここに技術的、科学的、医学的、何処よりも速い情報を書く事は簡単かもしれません。
けれど、それをやる事は僕たちのヴィジョンに反するし、僕らが書く事でフィルターが必ずかかりそれは結局生ではなくなってしまいます。
だからこそ僕らはこのブログを立ち上げた。
主観と言う間違いを恐れない心で。
客観的事実は当事者として一番に被る事はわかっています。
だから最後に言いますがここに書かれた情報は今後全て嘘になるかもしれない。
けれど、僕らは誰よりも間違っていない。
ここにいる事がそれを証明しています。
今は少し耐えてください。
そして福島より上、更に福島の沿岸部。
僕らは行っていません。
避難してきた人達の話しを聞くばかり。
ごめんなさい。
僕らのせいではないけれど、
やはり自然にはどうしても勝てない事があるんです。
告白すれば、
ブログメンバー僕らも亡くしています。
だからとても悲しい。寂しい。そして辛い。
でも生きて行かないといけない。
放射能の不安何てその人達の事を考えればどうだっていいのです。
福島市民は生き残った後殆どの人間がその事を考えたはずです。
だからここでは略奪や買い占めはおこりません。
被災地と言うのに、市内ではすでに募金活動もあるぐらいです。
1000年後の地震なんて誰が覚えているかと冗談を書きましたが、
僕らは本気で覚えているつもりです。
伝えて行くつもりです。
どうか信じて。
不安になったらテレビを消して、雑誌や新聞を置いて、
そしてこのブログを見てください。
もし近くにも不安な日本人がいればお伝えを。
あなた達は日本の代表です。
その国で日本の良さをこれからも伝えて欲しい。
僕らは強い。
全員救ってやるぐらい、生き残ったこの命、何て事無い。