2012年8月1日水曜日

昇って行く為のアイテム

いつだったかKenjiたちと
「福島を全部撮ってやろう」と話しをしたのを思い出した
ブログに「ラベル」をつけようと
「川内村」と書いてみて
よくわからないけれど、このブログがある事が嬉しくなった
増えて行く沢山の地名
物語る
足取りと人達
このブログがあることは
ラベルが増えることは
それは動き出した時間や社会と繋がる様な気もしてる

今回、新たなツールを手に入れた事により
写真を撮ることばかりに集中せずに楽しむ事ができた
いや、実際には毎度のトラブルと
そしてアウェー感に圧倒されて
「写真のことは忘れよう(笑)」
と言ったKenjiの一言が全てなのだが...
それでもツールのお陰で写真も撮れた
相変わらずテクノロジーは素晴らしい
こういう使い方の為にあると実感する

「いってらっしゃい」の一言は
今まで何人の人を"どこ"へ送っていったのだろうか
その先が良いか悪いかはきっと問題じゃない
大河には逆らえないのだから
逆らう事だけが未来じゃないのだから

川内村は
秋になったらどんな色になるのだろうか
善悪や怒りや悲しみや
違和感は
季節と土地の色の喜びによって塗りつぶされて
まったく、帰路には疲労よりも清々しい心になった

昇って行く為のアイテムを一つずつ手に入れて
ふるさとへ
"かえる"
素晴らしい言葉
あの詩人や歌手の歌詞にあるように
「家に帰ろう」

今は少し川内村が恋しい
でも
市内の冒険の準備をしないと
僕らの家は福島市
両方あるから良い
嬉しくなるね
ふるさとがあることは