2012年9月23日日曜日

ついに//「ならぬものはならぬものです」

「GRは良いカメラだな」
そんな話しを先日行った写真展でしていた
僕は普段フィルムカメラをメインにサブでGRを持つ
(このブログではデジ+クラシックレンズとGR)
相変わらずフィルムカメラは手放せない
撮る度に試される様な気もするし
上限ある撮影回数に覚悟も決まる
なんと言ってもアナログだから細かい部分での腕が試される
さらに重さが修行の様にのしかかる
現像にお金がかかるのもとても重要
たぶんフィルムは僕にとって「良い写真」とは別の所にあるのだろう
だからフィルムとデジの質というのは関係ない
精神的な問題だ
そして「そこまでして...」
と思うからこそこのブログには登場しないのだ
手を抜いている訳ではなく
目的に合った使い方ということ

その間でGRは活躍する
何の気無しに撮りたくなった時やメモ代わりに最適なのだ
先日行った写真展で古い知人に会い
「GR歴長いねぇ」と言われた
そういえばもう5年くらい使っている
山へ川へ街へ
フィルムでもデジでもメインの側に必ずある

そんなGRがついに今朝おかしくなった
薄々感じてはいたけれど
さてどうするか
GR4にするか
でもこのGRを修理して使い続けたい気もする
そんな折
カメラをやっている友人から連絡があり
ついでだったので話しをしてみた
すると最新機種をかしてくれるらしい
「画角が合わないから誰かに譲ろうかと思っていた」
「長い付き合いなので良いよ」ということだ
そう
思えば長い付き合い
GRを持った頃に出会った人達はとても多い

借りるカメラは
『ならぬものはならぬものです』
の精神が宿ったカメラ
会津「日新館」の教え
ピンと来た方はカメラ好きじゃないか...

このブログに登場するかはわからないけれど
暫くはメインの側にいるかもしれない